Practical use
補助金・助成金の活用
こんな時代だからこそ、
利用できるものはフル活用し、攻めに転じる。
コロナ禍で世の中が混乱し、経済への悪影響も多大です。
塾生が減ってしまっている塾も、少なくはないと思います。
でもここで「コロナだから仕方がない…」で済ますのではなく、返済不要の補助金・助成金をフル活用し、
コロナが収束したときに今の倍の生徒を呼び込むために備えるべきものは備え、一気に攻勢に
転じる準備を整えてはいかがでしょうか。
その準備をした塾と、そうでない塾とでは、スタートダッシュで大きな差が生じます。
補助金と助成金の違い
助成金と補助金、両者に明確な違いはないと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、両者は似て非なるものです。まずは助成金と補助金の違いをご説明いたします。
補助金
補助金は、主に経済の活性化や中小企業の生産性向上を目的としており、
助成金とのもっとも大きな違いは、申請しても必ず補助金が得られるわけではなく、
審査で採択された場合のみ支給される点です。
さらに助成金は予算が許す限り通期で受け付けていますが、補助金の場合は、公募の期限内に
申請書を提出する必要があります。
助成金と同様に返済の必要はありません。
補助金の 注意点
- 公募期間が短く年に数回のみという場合が多い。
- 予算が決まっていて倍率も高いため申請しても受給出来ない可能性もある。
-
支給されるまでに時間がかかる。
(支給は、約1年後の後払いが多い) - 補助を受けられるのは事業全部または一部の費用。
助成金
助成金は、雇用の促進を目的に資金面から中小企業を支援するもので、
雇用保険料を支払っている企業(個人事業含む)は、条件を満たして申請すれば、
ほぼ100% 助成金を受けとることができます。
助成金は融資ではないため、返済の必要がないうえに、使途を報告する義務もありません。
申請代行できるのは社会保険労務士のみとなっています。
助成金の 注意点
- 必要書類の提出をすること
- 雇用保険適用事業所であること
- 申請スケジュールを守ること
- 過去3年間不正受給をしていないこと
- 2年間以上労働保険を滞納していないこと
- 過去1年以内に労働関連法規に違反していないこと